トルク換算ツール

N・m、kgf・m、kgf・cm、lbf・ft、lbf・inをリアルタイムで変換できます。

トルク換算フォーム

kgf系は標準重力加速度 9.80665 m/s² を基準に計算します。安全部品の締付けではメーカー指定値を優先してください。

主要なトルク単位への一括換算

N・m、kgf・m、kgf・cm、lbf・ft、lbf・inなどをまとめて確認できます。整備書、工具の目盛り、海外仕様の資料で単位が違うときに使いやすい一覧です。

よく使うトルク換算表

変換元 変換後 主な用途
1 N・m 約0.101972 kgf・m / 約10.1972 kgf・cm / 約0.737562 lbf・ft 自動車、バイク、自転車、機械設計の標準的なトルク表示。
1 kgf・m 9.80665 N・m / 100 kgf・cm / 約7.23301 lbf・ft 古い整備書や国内の現場資料で見かける従来単位。
1 kgf・cm 0.0980665 N・m / 約0.0723301 lbf・ft / 約0.868074 lbf・in 小ねじ、精密部品、小型機器の締付け条件。
1 lbf・ft 約1.35582 N・m / 約0.138255 kgf・m / 12 lbf・in アメリカ仕様の車両、工具、英語圏の整備資料。
1 lbf・in 約0.112985 N・m / 約1.15212 kgf・cm 小型のインチ系ボルトや電子機器の組立条件。

トルク換算ツールの使い方

1. 数値を入力

整備書や仕様書に書かれたトルク値をそのまま入力します。小数も入力できるため、0.8 N・mや12.5 lbf・ftのような指定にも対応します。

2. 元単位と先単位を選ぶ

N・mからkgf・m、kgf・cmからN・m、lbf・ftからN・mなど、手元の資料と工具の表示単位に合わせて選択します。

3. 結果と一覧を確認

変換後の値に加えて主要単位の一覧も表示されます。近い単位を比較して、トルクレンチの目盛りに合わせた読み替えができます。

用途別のトルク換算例

場面 よくある指定 換算の見方
車・バイク整備 100 N・m 約10.20 kgf・m、約73.76 lbf・ftです。ホイールナットなどは指定値と締付け順序の両方を確認します。
自転車や小型部品 5 N・m 約50.99 kgf・cm、約44.25 lbf・inです。カーボン部品や小ねじでは過締付けに注意します。
海外工具の読み替え 80 lbf・ft 約108.47 N・mです。ft-lb、lb-ft、lbf・ftは表記ゆれがありますが、トルクではポンドフォース・フィートを意味することが多いです。
旧資料の換算 12 kgf・m 約117.68 N・mです。kgmと書かれている資料でも、締付けトルクではkgf・mを指している場合があります。

換算係数と注意点

このページでは、1 kgf = 9.80665 N、1 lbf・ft = 1.3558179483314004 N・m、1 lbf・in = 0.1129848290276167 N・mを基準にしています。NISTのSIガイドでも、kgf・mからN・mへの換算係数として9.80665が示されています。

トルクは「力 × 回転中心からの距離」で決まります。N・mはSIで使われるトルクの単位で、kgf・mやkgf・cmは重力加速度を前提にした従来単位、lbf・ftやlbf・inはインチ・ポンド系の単位です。単位だけを見て数値を丸めすぎると、締付け不足や過締付けにつながることがあります。

安全上重要なボルト、車両の足回り、ブレーキ、圧力容器、回転機械では、このツールの結果を目安にしつつ、メーカーの整備書、校正済みのトルクレンチ、社内基準を優先してください。参考資料として、NISTのSI単位ガイドNISTのトルク換算係数表も確認できます。

N・m換算ガイド

ニュートンメートルの意味、計算式、トルク単位の背景を詳しく確認できます。

圧力換算ツール

MPa、kPa、kgf/cm²、psiなど、機械・自動車まわりで使う圧力単位を変換できます。

単位一覧表

長さ、重さ、圧力、力、トルクなど、主要な単位記号をまとめて確認できます。

トルク換算のよくある質問

1 kgf・m = 9.80665 N・mです。N・mからkgf・mに直す場合は、N・mの値を9.80665で割ります。たとえば100 N・mは約10.197 kgf・mです。

現在の仕様書ではN・mが基本です。ただし小型部品や古い資料ではkgf・cmが使われることがあります。工具の目盛りと指定値の単位が違う場合は、同じ単位へ換算してから設定してください。

整備や工具の文脈では、ft-lbやlb-ftがlbf・ftの意味で使われることが多いです。ただし厳密にはエネルギー単位との混同を避けるため、トルクではlbf・ftまたはlb・ftの文脈を確認してください。

日常の整備では工具の分解能に合わせて丸めます。たとえば1 N・m刻みのトルクレンチなら小数第1位以下を細かく追いすぎても実用上の意味は小さくなります。重要部品では整備書の丸め方に従ってください。